永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

最新記事

美味しいお肉は心も体も幸せにする

皆さんこんにちは!

お久しぶりに私のプライベートな

お話にお付き合いくださいませ♡


旅行好きなHARUYAMAと比べると

遠出はせずに

近場で楽しむSUKEHARA。


よく、HARUYAMAには

ちゃんと休んでる?と

心配していただきますが

プライベートはしっかりと

楽しんでおります(*^^*)


休日の主な過ごし方は以下の通りです


①鎌倉が大好きでよく出没します

 好きなお店がいくつかあるのですが 

 最近は何度も行ってしまいます。

②家でカフェ風ランチやドリンクづくり

 低糖質デザートづくり

 カフェを開くとしたら?と

 妄想しながら過ごしています

③写真撮影・写真動画編集

 季節の花を見に行ったり

 神社巡りをしたり

 おいしい食べ物を求めに行ったりなど…


ということで先日は

美味しいお肉をご褒美で

食べてきましたよ♡


当院のお祝い御膳のコース料理を

召し上がった方はご存じだと思いますが

とっても良いお肉を使用しています。


今回は当院と同じ肉やで仕入れている

鉄板焼き屋さんに伺いました★


当院と同じように

お肉の質や産地にこだわりを持つ

シェフの方で、とても気さくで

楽しく食事ができました。


目の前でステーキを焼いていただき

グリル野菜をキレイに盛り付けるシェフ。


盛り付け方、調理方法を

勉強させていただきましたので

今後の料理提案に活かせたら

いいなぁなんて思いながら

お休みを過ごしました(*^^*)


鉄板焼き 旬 

https://p577900.gorp.jp/


最近は勉強会に参加すればするほど

食へのこだわりが強くなります。


贅沢したいというわけではなく

いつまでも健康でいたいからこそ

日ごろからの食事はこだわりたい。


皆さんのこだわりは何かありますか?


勉強会の気づきは次回ブログに

あげたいと思います。


よい1日をお過ごしください。


SUKEHARA




6/4(日)から6/10(土)献立表

6/4(日)から6/10(土)献立表です


食堂に出てきていただいた方には

別途、特別メニューをご用意しております。


洋食コース料理や手作りデザートブッフェ

お刺身・天ぷら食べ放題など日替わりで

ご用意しております。


詳しくは調理師・栄養士に

お声掛けください(*^^*)


SUKEHARA

当院の優しい調理師とラブレター紹介


現在院内ではコロナ渦の厳重体制を少しずつ緩和をしています。その対応と今週末の学術集会の発表準備でヒーヒーハーハー言いながら(楽しく)勤務をしております。


そんな作業している私に、調理師の方々が差し入れ(まかない)を持って来てくれまして...泣


ビックサイズたこおにぎり←最高

ハーブテイー←癒される

角煮天婦羅(!?)←ちょっとオモイ


もはや味見係かな?って思う時がありますが、余った食材をいつも美味しくアレンジしてくれて感動ものです。(たまに何じゃこりゃ~!笑って組み合わせもあります、たまにだよ。)


当院の調理師は一人ひとりの調理技術も高く、優しい性格な方がほとんどです。その思いやりの気持ちは、患者様へのサービスにも反映されるので、退院アンケートも高評価で、よくお褒めの言葉を頂いております。


あと、患者さんからラブレターをよく頂きます

(ありがとうございます!!)


栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、

私たち管理栄養士・調理師にこれからもお気軽におたずねください♡



HARUYAMA

家庭料理も献立に。

みなさんこんにちは( *´艸`)


当院の食事を召し上がった方なら

お分かりいただけるかと思いますが

お家でも作れるメニューが実はあります。


それは、ベテラン調理師

主婦調理師がアイディアを出して

献立に入れていることもあります。


また、得意な調理分野もあり

揚げ物が得意な調理師

煮物が得意な調理師

飾り切りが得意な調理師など・・・

得意を思う存分活かしております。


今日はてりてりの美味しそうな

できたて煮物の写真が撮れましたので

アップします(*^^*)


大きな鍋で大量に煮るため

少量調理とは違う工夫や注意が

必要ですがとっても美味しそうに

出来上がっていました。

※こちらの煮物は低糖質ではなく

 砂糖・みりんを使っています。


皆さんのご家庭では

どんな煮物を作りますか?

当院では2口サイズくらいの

大きさでごろごろと

野菜やきのこ・ちくわなどを使っています。


是非、ご家庭で作れそうなメニューを

当院の食事を召し上がった際に探してみてくださいね♡


SUKEHARA


2800万円。健康でいるとお金と時間が増える話



ー2800万円ー




この金額は厚生労働省が出した、一人当たりの生涯医療費です。

(こちらはあくまで総額になるので自己負担額はもう少し低いはず)


It was high cost than I though...


「貯金しよう!」と考えたとき、多くの方は食材や衣服・家賃などの出費を節約し、「収入を上げよう!」と考えたとき、転職や副業・投資などを検討するのではないでしょうか。


しかし栄養士の私は、「病気にならないこと」と「お金が増えること」は完璧では無いですがイコールだと考えています。超~健康体の私でも、年末に送られてくる1年間に使用した医療費を見て結構驚かされます。


・もし風邪を引かないで、薬をもらう必要がなかったら?

・もし糖尿病にならず、透析をする必要がなかったら?


毎日の食事や生活習慣をより良いものに積み重ねていれば、私達は一生懸命働いて得たお金を医療費として使用する割合を、もしかしたら減らせるかもしれません。


大切なお金と時間は、家族や恋人など、大切な人達と自分の幸せの為に使ってほしいと心底思っています。


検診や予防医療にお金をかけるのは大賛成です!


これから生まれてくる赤ちゃんと、いつまでも健康で1秒でも長く一緒に過ごして頂きたい、そんな思いを胸に栄養相談をしているので、少しだけ厳しい事を言っても許して下さいませ(!?)


みなさんのお金は、

何に一番使いたいですか?


HARUYAMA


P.S. 写真のバラは、病院前に咲いていたものです♡




参考資料:生涯医療費(令和元年度) by 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/shougai_r01.pdf


令和2(2020)年度 国民医療費の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/20/index.html



5/28(月)から6/3(土)献立表

5/28(月)から6/3(土)献立表です。


夕食メニューはすべて

お祝い御膳をテーマにご提供しています。



また、食堂にお越しの方は

特別メニューをご用意しております。


例)月曜夕食:和洋折衷バイキング

  洋食ディナー:コース料理

   食堂にお越しの方は和牛ステーキ

 

是非、食堂へお越しください。


SUKEHARA

こだわりの刺身船盛り

皆さんこんにちは!


暖かくなり熱中症にも注意したい

時期になってきましたね。

水分補給、塩分補給は

適度に摂れていますか。


さて、当院のお食事について

ご案内させていただきます。

月曜日のバイキングには

刺身船盛りをご提供しております!

(食堂限定)


今日はその船盛りの細かいところを

お見せしたいと思い写真を撮ってきました。

船盛りにはきゅうりを使った飾り切りが

たくさんあります!

手先器用な板前SAKURAIが丁寧にカットします。

2つありますので実際に船盛りのタイミングで

食堂をご利用いただく方は是非探してみてください♡


①ホタテの貝殻風 

 ホタテの後ろにダイナミックに開いています

②松の木風

 カンパチ・カツオ・鯛(週替わり)

 こちらの刺身の近くにあります

※きゅうりで作ったわさび台 

 ↑運が良ければ出会えるかもしれません。


味も美味しく、見た目も楽しめるお料理って

心躍りますよね( *´艸`)

イカも切り方によって歯ごたえが出るもの

口当たりが柔らかいものもあります。

(切り方や刺身の種類は週替わりです)


是非、バイキングを含めたお料理を

お楽しみくださいませ♡

そしてご感想をお聞かせいただけると幸いです。

退院時アンケートや直接のご報告お待ちしております。


SUKEHARA



5/21(日)から5/27(土)献立表

5/21(日)から5/27(土)献立表です。


食堂に来ていただいた方には

献立表に記載していない

特別メニューをご用意しております。


例えば・・・

手作り和菓子デザート

揚げたて天ぷら

和牛ステーキなどなど


是非食堂をご利用ください♡


治療食の方は別メニューとなります

バイキングはご遠慮いただいております。

詳しくは栄養士にお声掛けください。





第9回母子栄養懇話会学術集会のお知らせ【5月19日締め切り!】

今年も6月に母子栄養懇話会学術集会を開催します!


母子栄養懇話会は、当院院長が代表を務め、臨床に携わる医師、助産師、管理栄養士、栄養士らと共に周産期栄養の向上・次世代の栄養向上に寄与する事を目的に立ち上げられました。


今年は大阪大学教授 渡邊 浩子先生が会長を務められ、参加すれば外来・研究活動に役立つ知識が得られる事間違い無しです。


渡邊先生は当院で行っている研究の指導もして頂いており、ユーモアなご性格と豊富な知識にいつも助けて頂いております。研究室に所属する学生の方々も大変優秀で、お会いすると自分にはない視点をもらえるので毎回感激しております。



一般の方々・学生も参加可能なので、是非下記よりお申し込み下さい!



=================

2023年6月3日(土)9:00~17:20


  Zoom開催


NPO法人母子栄養懇話会

第9回母子栄養懇話会学術集会

会長 渡邊 浩子


2023年の第9回母子栄養懇話会学術集会は『栄養から支える女性のウェルビーイング』がテーマ。


(★CloCMIPレベルⅢ認証 アドバンス助産師更新申請可能な研修です)



【会長講演】

「妊孕世代のウェルビーイングを支える栄養管理」

  演者:渡邊 浩子(大阪大学大学院 教授)


=================



〈詳細はこちら〉

https://boshieiyou-konwa.org/info/detail?id=9078


〈当日のプログラムはこちら〉

https://boshieiyou-konwa.org/info/detail?id=9080


〈お申込みはこちら〉

https://gicz.jp/open/17392347


HARUYAMA


夜中に『アメリカ糖尿病学会のガイドライン』を読み込む


定期的に関東圏の産科栄養士の勉強会に参加しています。


介入が難しかった患者様の症例検討や、私の失敗談などを励ましてもらい(?)とても勉強になります。

医療・栄養の最新情報を取り組む事が出来るので、多忙でもこういう場には身を置き続けたいと思っています。



今回の私の課題は『アメリカ糖尿病学会ADA診療ガイドライン』の内容共有でした。

前々日になって、読み込む事に失念しておりまして!(いつもギリギリで、夏休みの小学生時代と何も変わらない笑)


帰宅後、英文のガイドラインを夜中に読み込んで参りました。



🌸👶妊娠中の糖尿病の管理👶🌸


Management of Diabetes in Pregnancy: 

Standards of Care in Diabetes

https://diabetesjournals.org/care/article/46/Supplement_1/S254/148052/15-Management-of-Diabetes-in-Pregnancy-Standards




個人的に興味深い内容...



★1 15.16 Metformin, when used to treat polycystic ovary syndrome and induce ovulation, should be discontinued by the end of the first trimester.


メトホルミン(糖尿病治療薬)は多嚢胞性卵巣症候群の時と、排卵を誘発する際の治療として使用される場合、妊娠前期の終わりまでに使用を中止する必要がある。


※“first trimester” “second trimester” “third trimester”

日本では妊娠期間を「十月十日」と数えますが、英語圏では“9 months”と表現します。さらに、これを3分割して前期・中期・後期のように呼びます。


★2 Offspring with exposure to untreated GDM have reduced insulin sensitivity and β-cell compensation and are more likely to have impaired glucose tolerance in childhood (53).

未治療のGDMに暴露された子孫は、インスリン感受性とβ細胞の機能が低下し、小児期に耐糖能異常を持つ可能性がある。




★3 Although there is some heterogeneity, many RCTs and a Cochrane review suggest that the risk of GDM may be reduced by diet, exercise, and lifestyle counseling, particularly when interventions are started during the first or early in the second trimester (54–56).

イレギュラーな場合もあるが、多くの※1ランダム化比較試験と※2コクランレビューでは、特に初期または中期の早い時期に介入を開始した場合、食事、運動、生活習慣のカウンセリングによって、GDMのリスクが減少する可能性がある。


(※1 研究の対象者を2つ以上のグループにランダムに分け(ランダム化)、治療法などの効果を検証すること。

※2 医学論文のシステマティック・レビューを行なう国際的団体のコクランが作成している、質の高いシステマティック・レビューとして定評のあるもの)



中々読み応えあるガイドラインなので、英語学習の一環としても活用させて頂きたいます!ぜひお時間がある方、リンクからガイドライン原本にとべるのでチェックしてみてくださいね◎


HARUYAMA


写真は勉強会中のスクリーンショットです、掲載ご協力ありがとうございます^^