産科／麻酔科
[当院の分娩]

分娩について

当院では、自然分娩を基本としていますが、あなたのバースプランにできる限りお応えしたいと考えています。医師とご相談の上あなたに合った最良の分娩方法をお決めください。分娩は予約制となっておりますので、予定日が決定しましたら早めに分娩の予約をお願いいたします。

《2023年分娩実績》 1,431件

■正常分娩／自然分娩135件　無痛分娩1,121件　■手術分娩(帝王切開)175件

正常分娩

自然分娩: 自然分娩とは、一般的に経腟分娩を指し、陣痛促進剤(誘発剤)や麻酔などの医療介入を行わず、自然の流れにまかせて出産する方法です。

無痛分娩

麻酔科医の協力による硬膜外麻酔が広く知られています。胎内の赤ちゃんには影響がなく、分娩時間が短縮できるため、現在の無痛分娩では妊婦にとって一番安全で楽な出産です。フランスでは約80％、アメリカでは約60％の妊婦がこの無痛分娩を選択しています。

〈硬膜外麻酔とは〉: 局所麻酔の一種で、脊髄神経を包んでいる膜(硬膜)の手前の脂肪層に麻酔剤を入れ、痛みを感じる神経をマヒさせるすぐれた麻酔です。子宮の収縮を止めずに痛みだけを取り除くため、運動と知覚は残るので分娩時には自分でいきむことも必要になります。

＊当院の患者さんの80％以上が硬膜外麻酔による無痛分娩を選択されています。

その理由とは…

24時間365日対応可能！
出産費用が同じ！: 無痛分娩は、自然分娩に比べ費用が割増になることが一般的ですが、当院では分娩料金の中にその費用が含まれていますので加算はありません。
※自然分娩を選択されても費用は変わりません。
出産による母体へのダメージが少ない！: 分娩中の体力消耗は少ないため、出産後の育児におだやかに移行していただけます。
緊急時の対応も迅速！: 分娩時の突発的な症状にも、硬膜外麻酔のチューブを先に挿入しているため、すばやく手術分娩(帝王切開)に移行することができます。自然分娩からの手術への移行に比べ、平均で10～20分も早いため、緊急時の対応があきらかに違います。

「よくある質問」もご参照ください

手術分娩(帝王切開)

医師の判断のもと、正常分娩が難しいと判断された場合、また、母体や胎児の危険を回避するために、帝王切開術を行います。
手術創(傷)はどうしても残りますが、できるだけ痕をきれいにしてご退院いただければと考えています。形成外科を併設している当院だからこそお応えできる医療サービスです。
※休診日や夜間など、形成外科医が不在の場合は産婦人科医が対応させていただいています。

分娩・入院費用

入院期間と費用は次の通りです。

・正常分娩(自然分娩・無痛分娩)の方／ 5日間	￥650,000～
・手術分娩の方／ 8日間(手術日前日を含め)	￥800,000～

※経産婦の方は体調により１日早く退院が可能です。 ※妊娠12週に分娩・入院予約金として￥100,000をお納めいただきます(ご退院時の精算の一部とします)。
医療的な理由により予約がキャンセルとなった場合は、全額返金いたします。
また、ご自身の都合によるキャンセルの場合は、キャンセル料￥10,000を差し引かせていただいた￥90,000のご返金となります。

出産に関連する各種制度

・出産一時金直接支払制度をご利用の場合は、差額のみをお支払いいただきます。
・当院は産科医療補償制度の加入施設です。

当院では次のカードでのお支払いが可能です。

※自動精算機でのお支払いでは、暗証番号が必要です(事前にご確認ください)。

入院・面会について

ご出産の方の入院室はシャワーブース・トイレを備えた個室中心です。 当院では付き添いの必要はございません。また、宿泊のご希望にもお応えしておりません。
夜間は赤ちゃんを新生児室でお預かりします(状況によりご相談に応じます)。 お母さんは、産後疲れを早く回復するために、夜はぐっすりおやすみいただき、日中の診察や沐浴指導などに、よい体調でのぞんでください。
お食事も大切！どうぞお楽しみください。 シェフをはじめとする専任スタッフ、そして管理栄養士も加わり、栄養バランスを考えながら、旬の食材を取り入れ、見た目も味もご満足いただけるお料理作りに日々取り組んでおります。入院中のお食事
栄養相談をご利用ください。 妊娠中に限らず、産後や授乳中の食生活などなんなりとご相談ください。管理栄養士が個別にお応えしています。
栄養相談
スタイリングルームで美容師によるシャンプー＆ブローのサービスがあります。
入院中にプロのカメラマンが赤ちゃんの写真をお撮りしプレゼントしています(CDを後日郵送)。