不妊治療

当院では、不妊症の患者さんの治療にも力を入れており、有効な実績を上げています。一般的な検査に加え、特殊な検査による原因究明と先進の技術による積極的な治療でお応えしております。

＊不妊症とは…

避妊をせずに1年間夫婦生活をしているにもかかわらず妊娠しない場合をいいます。
日本では、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は、全体の18.2％、子どものいない夫婦では28.2％です。これは夫婦全体に占める割合の5.5組に1組にあたります。
(国立社会保障・人口問題研究所「2015年社会保障・人口問題基本調査」より)

当院の特徴

１　患者さんに寄り添う「不妊治療」がモットーです: 患者さんお一人おひとりと向き合う個別相談を大切にしています。どんなささいなお悩みでも結構ですので、お気軽にご相談ください。日本不妊カウンセリング学会認定の体外受精コーディネーターがお話を伺わせていただきます。
〉不妊個別相談; 男性の不妊外来や遺伝のカウンセリングも行っています。
〉男性不妊外来〉遺伝カウンセリング; 患者さんの境遇はさまざまです。当院では事実婚や未入籍の方の不妊治療もお受けしておりますが、ご理解いただきたいご注意点があります。
２　通院時のストレスもできるだけ軽減したい…: 婦人科・不妊治療の外来と産科の外来を分けて設けております。受付や会計、待合ロビー、診察室も完全に別になっています。二人目のお子さんを望まれる方のために、上のお子さんをお預かりできる託児室も併設しています。
〉キッズランド　Kids Land
３　妊娠しやすいからだ作りも応援します: 管理栄養士による栄養相談、インストラクターがお教えする体質の改善のための運動(プレマタニティビクス)などを通し、妊娠しやすいからだ作りのお手伝いをいたします。また、資格を有したセラピストが心身のケアサポートも行っております(メディカルアロマセラピー)。
〉栄養相談〉プレマタニティビクス〉メディカルアロマセラピー

当院で行う検査・手術

基本的な検査

1. ホルモン検査(基礎ホルモン・甲状腺ホルモン)
2. 子宮卵管造影
3. クラミジア検査
4. 子宮ガン検査
5. 超音波検査
6. 感染症検査(ご夫婦)
7. 精液検査

特殊な検査

基本的な検査で異常が見つかった場合、医師が必要と判断した場合、必要に応じて次の検査を行います。

1. 子宮鏡検査
2. 抗ミューラー管ホルモン(AMH)
3. 子宮内膜炎検査
4. 不育症検査

内視鏡手術

不妊の原因の可能性があるポリープ、子宮内膜症や子宮筋腫などを手術で取り除きます。

1. 子宮鏡手術
2. 腹腔鏡手術

当院で行える治療

不妊治療は検査と並行して進めますが、検査で問題が見つからなかった方へは、基本的に次の順のように治療をステップアップしていきます。

１タイミング療法 35歳未満の方 4回35歳以上の方 2～3回: 詳しく

２人工授精(AIH) 35歳未満の方 4回35歳以上の方 2～3回: 詳しく

３生殖補助医療(ART)／体外受精・顕微授精: 詳しく

費用について

体外受精、人工授精などの不妊治療には保険が適用されますが、保険の対象となる治療には、年齢、治療回数、治療内容などに制限があります。また、保険診療と自費診療の混合診療はできませんのであらかじめご承知おきください。