永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

その他

ママはこうあるべき!という幻想。

たくさんの患者さまのお話しを聞き、

私自身も育児をしながら感じる事…

なんか、頑張りすぎかな…と。

自分で言うなー!

っと突っ込みが聞こえてきますが(笑)

**ママは**

毎日料理をして、

毎日家族を想い、

全てをこなし、

全てを把握し、

全員を幸せする。

***べきである。

この色々な

やらなきゃという思い込みが

キッチンでの殺気

つなかがっていませんか?!

誰だってイライラしたくないし、

怒りたくないですよね。

にこにこ笑って

子どもと向き合って

ゆったーり過ごしたいですよね♡

そのための一歩は

やめることを決める。

これは近道だと知りました。

例えば、

毎日の洗濯物は山にしよう。

掃除機しなくても菌の多様性と考えよう。

子どもが騒いでも今日も元気と捉えよう。

など(笑)

そして肝心の料理は、

毎食同じメニューでもよし!としよう。

時には惣菜、外食もいいよね♡

選び方のコツさえつかんでいれば

毎日、毎食同じでも大丈夫!

そのコツは、

いつもお伝えしてますよね。

たんぱく質、油、野菜。

納豆、オリーブオイル、メカブ とか

卵、バター、ほうれん草 とか

組み合わせば無限です。

それが出来たら

あとは悩まず、考えすぎず、

我が家は我が家。

私は私。

ケセラセラ♡

キッチンから笑顔を作れたら

もっと幸せになれますね。

ikuta

エコバックが本当にECOなのか?

最近は買い物袋有料ですね。

そこでエコバックを

持ち歩いている方が

多いかとおもいます。

私が使っているのは

コットン製が多いのですが、

皆さんはどんなバックですか?

改めてエコバックは

本当にECOなのか?

本当にビニール袋が悪なのか?

と調べてみました。

英国環境庁(2011年)の

【ライフサイクル・アセスメント】という

ひとつの製品の寿命を終えるまでの

環境への影響を評価した結果では、

コットン製のバックは

131回使用!すると、

ビニール袋よりもエコだそうです。

しかし、

ビニール袋をゴミ袋と使用していたのに、

エコバックを使用して

さらにゴミ袋を使用していたら

エコにはならないそうです。

確かにそうですよね!

枚数が減っていない…

エコバックを使用した上で

さらに、ゴミ袋も減らす努力をして

初めて環境の負担を軽くできるんですね。

詰まる所、

エコバックを

トコトン使いまくる事!

そして、一番大事なことは…

エコバックをたくさん買わない事(笑)

ECOだからと言って

あれもイイ、これもカワイイと

色々買い替えることこそが

環境破壊をしているんですね。

ぜひ、今身近にある袋を

最後の、最後まで

使用していきたいですね♡

ikuta

10月19日 無料セミナー開催されます

今日は医療者向けの情報です♡

10月19日(土)15:00~

NPO法人母子栄養懇話会が主催する

無料セミナーが開催されます。

協賛:株式会社明治

産婦人科での

栄養相談や保健指導にお役立ちの情報を

手にできる講座です。

産婦人科開業医、助産師や栄養士はもちろん

そこを目指す学生にもぴったりの内容です。

お誘いあってご参加ください!

matsumoto

バインミー、豆ちしき☆

先日のランチはエビマヨたっぷりのバインミー

フライものが好きな私のお気に入りの1品です。

ありがたいことに病室はほぼ満床近く、

調理師のテキパキ&丁寧なお仕事で、

とても素敵なランチが出来上がりました。❤

その国、その土地の食事の後ろ側には

たくさんの歴史があり、

ルーツを知る事も「美味しさ」を

感じるひとつだと思っています。

今回はベトナムの食文化について^^

バインミーとはベトナムのサンドイッチ。

英語で表すと「Banh Mi」。

今や国民食であり、とても身近な軽食のようです。

19世紀頃、フランスの植民地だったこともあり、

欧州の文化の影響を強く受けていました。

フランスパンもそのひとつで、

ベトナムの人にとっては固すぎる生地に「米粉」を混ぜ、

カチカチからふわっとした食感に改良し、

身近な野菜(なますなど)と鶏や豚のレバーなどを挟みました。

また余談ですが

「ベトナムコーヒー」、

聞いたことはありますか??

他のコーヒーとは違い、

たっぷりのコンデンスミルクが入っているのです。

気になる方、ぜひ調べてみてください。☆

HARUYAMA

HAPPY★BAIRTHDY

ご報告が遅くなってしまいましたが、

先日産休に入った栄養士のikutaが無事に出産いたしました♪

第3子となりましたが、どの子も出産の進行は全く違ったそうです。

同じ母親から産まれてくる赤ちゃんでもそれぞれの個性があるのですね。

まだ産まれて数日なのにこのスマイル★

癒されますね~!

ちなみに産前休暇は1週間でしたが、以前のブログで宣言していた

『やりたいこと』!!

は全て実現できたそうです!

産まれる前から親孝行の子ですね(笑)

ご両親、お姉ちゃん、お兄ちゃんに囲まれ、

スクスクと元気に成長してくれることを願うばかりです

ご出産おめでとうございます★

IIDA

2018年 合計特殊出生率と出生数

先日、厚生労働省の人口動態統計で合計特殊出生率が発表されました。

産科に務める者としては非常に興味深いものです。

これによると2018年に産まれた子どもの数91万8397人で過去最低。

合計特殊出生率1.42と3年連続で低下という結果だったそうです。

ちなみに合計特殊出生率とは

1人の女性が出産可能とされる15~49歳に産む子どもの数の平均です。

よく言われることですが、このような結果になっているのは、

晩婚化により第1子を出産する年齢が上がり、

第2子以降を産まなくなっていることや

出産適齢期の女性の人口が減っていることなどがあげられています。

結婚の平均年齢は男性で31.1歳、女性で29.4歳、

第1子の出産平均年齢は30.7歳といずれも高くなってきているそうです。

。。。という全国的な結果なのですが、

当院でのお産の数は昨年より増えているのです!!

近隣地域のファミリー層の人口が増えてきていることが1番の要因かと

思われますが、何だか嬉しいですね♪

出産、育児のしやすい環境作りということで、

私たちも少しでもお手伝いができればなと思っております。

IIDA

学術集会が開催されました。

6/1(土)に第6回母子栄養懇話会学術集会が開催されました。

栄養士全員が参加してまりました。

今回のテーマは

~母から子へつなぐ 腸内フローラ~

たくさんの先生方より

腸内環境についての講義をいただき、

大変有意義な時間となりました。

こちらのブログでも学びを共有していきますね。

まずは、無事に終わったご報告まで❤

ikuta

第6回 母子栄養懇話会学術集会

【第6回 母子栄養懇話会学術集会】

が明日開催されます!

第6回の今回は『腸内環境・腸内フローラ』をテーマに学びます。

最近よく話題になっていますね!

私自身気にはなっていたものの、きちんと学ぶ機会がなかったので、

講演テーマを見ただけでも、多方面に腸内環境が影響していることが想像でき、

実際の講演を聞くのがとても楽しみです♪

お母さんから受け継ぐ腸内フローラや赤ちゃんの腸内フローラについてなど

母子に関する内容も盛りだくさんです!!

ご興味のある方は是非ご参加下さいね!

詳細こちらでご確認ください。

https://boshieiyou-konwa.org/

IIDA

液体❤Baby milk-②

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今日もとっても暑いですね。

昨夜は暑すぎてクーラーをつけるが我慢するかで悩み、

結局クーラーONしてしまいました。

5月といえど真夏のような日々。

水分、塩分をしっかりチャージして下さいね。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪

先日いつもお世話になっているメーカーの方から

「液体ミルク」サンプル頂きました。

https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/rakurakumilk/

先日UPした商品とは違うメーカーさんのものになります。

恒例の調理師の皆さんと試飲し

こんな意見が(^^*)

・すこし香ばしい?

・色が濃い

・どうして缶なの?

などなど。

特徴としては

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★ スチール缶を採用

 (災害発生の状況でも品質を維持)

★ 高加熱殺菌をしているため、液体が茶色

 (↑そのため保存期間1年間)

★ 哺乳瓶に移してそのまま使えます❤

 (温める必要がありません)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

育児ミルクにも沢山の考え方があると思います。

それぞれに利点があると思いますので、

みなさんの環境に見合ったものが見つかれば良いと思います。^^

HARUYAMA

妊娠中の運動効果 新情報☆

2019年5月4日の読売新聞に掲載されていました!

【妊娠中に週1回以上の運動をしていた妊婦は、

帝王切開や低出生体重児出産の頻度が低かった】

とする調査結果を国立成育医療研究センターから発表されたそうです。

こちらの調査によると

運動習慣のある妊婦が帝王切開で出産する割合は、

運動習慣のない妊婦より8.2%低く

低出生体重児が産まれる割合も5.0%低い という結果が出ています。

また海外での報告では、妊娠中の運動が妊娠糖尿病や早産のリスクが

減らせるとの報告もあるそうです。

ちなみに海外の妊婦さんはもっともっと動いていますし、妊婦さんが運動することに

抵抗が少ない方が多いです。日本では妊婦さんをいい意味でも悪い意味でも

気遣いすぎる風習があるかもしれませんね。

妊婦=安静に

ということは全くありません!

もちろん出血があったり、張りがひどかったりで安静の指示があった場合は例外ですが、

ほとんどの妊婦さんは日常生活+αの運動は可能かと思います。

出産だけでなく、その後の育児は思っている以上に体力勝負だったりします。

家の中でだらだらと過ごしてしまってはどんどん筋力が落ちる一方です。

特にお仕事をしていない方は毎日1回は必ず外に出るにしましょう!

太陽の光を浴びることは、よい睡眠にもつながりますよ。

IIDA