栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2022年10月の記事
28年間の感謝♡松本課長
10月31日、ハッピーハロウィンです。
今日は松本課長のスタッフとしてのラスト勤務でした。
永井マザーズホスピタルで28年間・第一線で活躍し、
今の栄養科を築いてくれました。
嬉しいときも、大変なときも一緒に側で支えて頂き、
普通の大学生の私が栄養士として皆様のサポートが出来ているのは
間違えなく松本課長のご指導のおかげです。
これからは、
スペシャル・アドバイザーとして(笑)支援して頂く予定なので、
また会える日を楽しみにしています。
これからも、
私たち栄養科の発展を見守って頂けますと嬉しいです。
HARUYAMA
MI-2乳酸菌
こんにちは(*^^*)
心地良い季節もあっという間に過ぎてしまい、
寒くなってきましたね☔
みなさん体調など崩されないように
お気をつけください😌
先日、meijiさんから
「肥満気味の方の お腹の脂肪を減らす」
脂肪対策ヨーグルトをいただきました!
この商品には、
”MI-2乳酸菌”が含まれており、
この乳酸菌は、肥満気味の方のお腹の脂肪を
減らす機能が報告されているそうです😳
MI-2乳酸菌とは、
2つのI…Insulin(インスリン)、Inflammation(炎症)を
Manage(管理)するという意味があります
脂肪細胞が増えると免疫細胞が反応し、
脂肪細胞に働きかけ、炎症を起こし、
インスリンの働きが弱る。また、
炎症がインスリンの働きを弱めます。
その炎症を抑えインスリンの効き目が
正常化になることで、体脂肪の蓄積が
抑えられるそうです。
・・・・・・・・ムズカシイ!!笑
簡単に説明すると、MI-2乳酸菌がインスリンの
効き目を正常化させ、体脂肪の蓄積が
抑えられる。というメカニズム。
そんなMI-2乳酸菌に着目し、開発された機能性表示食品が
「肥満気味の方の お腹の脂肪を減らす」脂肪対策ヨーグルト
です!
ドリンクタイプを飲んだのですが、
さらっとして飲みやすく
とっても美味しかったです😊
ホームページ
覗いてみてください^_^
https://www.meiji.co.jp/dairies/yogurt/shiboutaisaku/
tsukino
~腸と食~母子の健康
こんにちは(^^)/
今日はNPO法人母子栄養懇話会主催の教育セミナーのご案内です。
マイクロバイオームの最前線☆
~腸と食~母子の健康支援
というテーマで開催します。
今回のテーマも様々の人にとって勉強になるテーマかと思います。
※詳細は下記のチラシを参照してください
ぜひご参加ください(^^)
なお学生はお安くしておりますよ!
看護学校や助産師学校、栄養士目指して勉強中の方、そのた何の学生でもいいのです。
学んでいる方を応援しているセミナーです❤
ところで
私事ですが永井マザーズホスピタルで28年を過ごしましたが
いよいよこの10月いっぱいで去ることになりました。
人生ほとんどをここで過ごし、教育していただき、よき仲間に恵まれ
多くの愛にふれ、とっても幸せな栄養士人生でした(*'▽')
まだ栄養士人生は続きますが、今後はココで学んだことを生かして
他の施設のサポートをしたり、心のことを大切にした身体・栄養のことを
伝えていきます。
永井マザーズホスピタルでもちょいちょいと
心と身体のことを大切にするセルフケアについて関わっていく予定でおります☆
引き続き永井マザーズホスピタル栄養科とこのブログを
よろしくお願いしますm(_ _)m
matsumoto
私のエネルギーチャージをする時間
おはようございます!
紅葉が綺麗になってきた三郷市です。
最近、時間的にも気持ち的にも余裕が無い日が続いてしまい、
私の心のエネルギーチャージタイム、「気持ちが上がる朝食」を
食べられてない事に気づいてしまいました。
・・・・・なので、食べに行ってしまいました😌
休日の早朝、(ほぼ)始発電車に乗ってとあるホテルへ。
料理がおいしいだけではなく、
雰囲気も居心地が良く心もカラダも充電出来ました。
気持ちに余裕が無いと、
自分にも、自分の周りの方にも優しくなれないと思っています。
なのでもし今、
目の前の事でいっぱいになっている方は、
一旦置いておいてリフレッシュする時間を5分でも作る事をお勧めしたいです♡
今回行った朝食
■NOHGA HOTEL UENO TOKYO
https://nohgahotel.com/ueno/bistronohga/
HARUYAMA
栄養相談の患者様のお話
皆さんこんにちは( *´艸`)♡
寒暖差がかなりある季節ですが
皆さんはどうお過ごしですか?
私は湯船に長く浸かってしまう
今日この頃です。
お気に入りのバスボムを
お休みの前日に使うのが
私の至福のひと時・・・。
おすすめのバスボムはありますか?
さて、私がとてもうれしく感じた
患者様のお話をしたいと思います♡
私たちが行う栄養相談の一つに
母子ともに適正体重でリスクの少ない
お産につなげることという目的があります。
その患者様の活動量にあった
糖質量、たんぱく質量を
お話ししたうえで食事コントロールを
してきました。
1か月以上経ったある日、
その患者様からうれしいお言葉がありました。
「たんぱく質をたくさんとるように
心がけてから肌ツヤがよくなり
髪の質も変わった気がします」
とおしゃっていました。
もちろん、赤ちゃんもすくすく成長♡
さらに、ご自身の体調の変化にも気づき
とても良い影響が受けられていました。
なにより、成果が得られたときや
成果以上の物が得られたときは
幸せや嬉しさが倍増しますよね♡
栄養のことももちろんお話はしますが、
「自分はどうなりたいか」
「本当はどう思っているのか」
というところに私は軸を置き
皆さんの考えをヒヤリングするように
心がけています(*^^*)
ただ自分もそうですが
自分と向き合うことって結構大変だなと思います。
自分が自分を理解できない時もあると思います。
(こんな話をしていると話がそれてしまいますので
ここまで…)
患者様の努力にとても影響されました。
私も日々、精進してまいります。
SUKEHARA
手作りおからドーナツ
絶賛!おからドーナツを試作中です。
おからはたんぱく質はもちろん
ミネラル、カルシウムがたっぷり♡
お食事にも取り入れることはできますが
栄養科抜群のおやつがあると
なんだかワクワクしちゃいますね(*^-^*)
いつか皆さんにお出しできるように
栄養科では試作中です♡
SUKEHARA
ケトン体の印象は・・・
皆さんこんにちは!
糖質制限を勉強していると
ケトン体というワードは
必ずしも出てくるものだと思います。
先日、友人とケトン体について
話し合うことがありましたので
その時のことをお話しします。
その友人は医療従事者ではなく
ケトン体というワードには
最近知るきっかけがあったそうです。
そのきっかけとは血中・尿中ケトン体の
出すぎで命の危険にさらされてしまうということです。
世間ではそんな印象があるみたいです。
もちろん、何も食べずに体脂肪を燃焼
し続けてしまうと飢餓状態に陥り、
命の危険にさらされてしまいます。
糖質制限食を行うと糖質ではなく
ケトン体をエネルギーとして使うことになるため
しっかりとたんぱく質・脂質等で
エネルギーをとることが重要となります!
もちろん、必要最低限の糖質は必要となるため
厳しめの糖質制限をしている方は、
体内にて糖新生で糖質を作ることになります。
当院で糖質制限食を行っている患者さんは
医師・管理栄養士の管理の元調整を
しています(#^.^#)
つい最近、糖質制限をされている
妊娠糖尿病の患者さんに
2~3か月糖質制限をしていて
体がとても軽くなりました!
とお声をいただきました。
特に、食後の眠気やだるさが
なくなったそうです。
ご自身の身体の変化に気づけたことは
とても素晴らしい成長だと思いました。
体重コントロールも良好!
赤ちゃんの大きさも良好!
みなさんが無理のないように
糖質制限ができるように
引き続き、勉強をしていきたいと思います★
是非皆さんも
お肉、お魚、卵などのたんぱく質を
毎食取り入れてすっきり健康体を
目指してみませんか?♡
追記
写真は秋の季節に咲くお花
「コスモス」です。
様々な虫も花の蜜を吸うことに
忙しそうでした。
すっかり秋になりましたね。
寒暖差のある毎日ですが、
お体に気を付けてお過ごしください。
SUKEHARA
オーツ麦と血糖コントロールの関係~2型糖尿病患者のメタ解析~②
前回のブログの続きです。
https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2022&m=10&d=11
解析の結果、
オーツβ-グルカン3.25gを4.5週間摂取(いずれも中央値)することで、
下記の改善を示しました。
HbA1c(MD -0.47%、95%CI -0.80〜-0.13%、PMD=0.006)
空腹時血糖値(同-13.5mg/dL、-21.6~-5.58mg/dL、PMD<0.001)
2h-PG(同-7.56mg/dL、-12.6〜-2.52mg/dL、PMD=0.003)
HOMA-IR(同-0.88、-1.55〜-0.20、PMD=0.011)
以上から、
「血糖降下薬やインスリンによる治療を受けている2型糖尿病患者におけるオーツとオーツβ-グルカンの摂取は、空腹時および食後の血糖コントロールを改善した。特に空腹時血糖値の低下に対する効果については、質の高いエビデンスが示された。2型糖尿病治療の追加療法として、オーツおよびオーツβ-グルカンの摂取が選択肢となりうる」
・・・・つまり
オーツ麦は空腹時血糖値を下げる可能性がある。
とのこと。
このようなお話があると、血糖コントロールをしている方々は
早速購入したくなる!と思いますが、
「食材の単品摂取と過剰摂取」は
どんなに良い影響を与える食材でも悪影響が出る場合があります。
自己血糖測定をしている方は
「初めて食べる食材は数値を確認する。」
これが大切になります♡
もっとこちらの記事を詳しくご覧になりたい方は
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医療従事者だけではなく、一般の方々でも読みやすいものが多いです。
【Medical Tribune最新医療ニュース】
https://medical-tribune.co.jp/
HARUYAMA
オーツ麦と血糖コントロールの関係~2型糖尿病患者のメタ解析~➀
こんにちは!
三連休、みなさんリフレッシュ出来ましたでしょうか?
今日は目に留まった2型糖尿病とオーツ麦の関係について。
オーツ麦、一回は食べた事がある方も多いのでは?
オートミールの原料となっているのが、
日本語名ではえん麦(ばく)といい穀物の一種です。
カナダ・トロント大学の研究で、
このオーツ麦が血糖コントロールに有効であるという事が分かってきました。
オーツ麦に含まれるオーツとオーツβ-グルカン(水溶性食物繊維)の摂取は
2型糖尿病患者の血糖コントロールを改善し、特に空腹時血糖値の低下に関して質の高いエビデンスが示されたと。とのことです。
参考資料:BMJ Open Diabetes Res Care(2022; 10: e002784)
(関連記事「トップジャーナルに学ぶ『脂質異常症の管理』」)
オーツβ-グルカンは粘性のある食物繊維で、
カナダ保健省からヘルスクレーム(健康表示)の承認を受けていました。
以前まではLDLコレステロール低下に有効であると分っていたからですね。
ただ、
オーツβ-グルカンの血糖コントロールの改善効果については明らかではなかったのです。
そこで
成人糖尿病患者を対象とした試験期間2週間以上で、オーツまたはオーツβ-グルカンの血糖コントロール、インスリン感受性、β細胞機能(インスリンが生成・分泌される臓器)に対する効果を、非オーツ(非粘性食物繊維、プラセボ、オーツやオーツβ-グルカンを含まない食事)と比較した試験を行いました。
その結果については明日のブログでご紹介します!
写真は退勤時の綺麗すぎる空です~~~
HARUYAMA
ミニかぼちゃが届きました✨
みなさんこんにちは^_^
永井の畑では夏になると、トマトやきゅうり
ナスなどが収穫され、お食事にも使っているのですが、
今日は可愛らしいかぼちゃが届きました✨
サイズがとっても可愛い!♡
手のひらに収まるくらいの大きさで、
置いてあるミニかぼちゃの前を通る
調理師さんたちからも「可愛い~」の声が^^
くりぬいてジャックオランタンにしたり
そのまま器として使うのも可愛くなりそうな
かぼちゃでした😙♩
tsukino