栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
『妊娠中に栄養不足だった女性から生まれた子どもが!
成人後に高血圧になるメカニズムを
ラットの実験で解明した』
との報告が東大の研究チームから発表されました。
妊娠中の母親の栄養不足やストレスにより、低体重で産まれた子どもは
成長後に高血圧などの生活習慣病になりやすいとされています。
この研究は
妊娠中のラットに低たんぱく食を与え、
低体重で産まれたラットを育て観察しています。
多くのラットは
成長すると肥満になって、高血圧も発症!!!
どうやら母体の低栄養により
胎児がストレスホルモンにさらされ脳内遺伝子の働き方が変異
することが原因のようです。
2018年11月14日水曜日 読売新聞夕刊より
当院の妊婦さんも
実際の栄養相談でお話しを伺うと、低たんぱくの方がほとんどです( ;∀;)
好きなものばかり食べていると、
糖質に偏り低たんぱくとなってしまいます。
体重増加を気にしてカロリー制限をしてしまっても
糖質に偏り低たんぱくとなってしまいます。
しっかりとたんぱく質(肉・魚・卵・豆腐・納豆)で
満腹にする習慣が最重要(*^^)v
特に朝や昼の献立に注意しましょう!
妊婦さんの1食1食が大事な赤ちゃんの
健やかな成長を支えているのですよ~(^^)/
matsumoto