永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

38%…いったい何の割合だと思いますか?

38%・・・

令和5年度の食料自給率の割合を示す数字です。

みなさんは食料自給率という言葉を耳にしたことはありますか?

食料自給率とは日本の食料供給に対する国内生産の割合を示す指標として知られています。

この数字は先進国の中でも最低の水準となっています。

外国と比べると日本の土地は少ないため

輸入に頼ることにはなりますが、

最近では外国産の肉や魚、大豆や小麦などを安く仕入れることができるため国産が売れないなど様々な問題を抱えているようです。

また、国産食材も高く感じることもあるためすべて国産食材を

使用することも家計的に厳しいときもあります。


ふと、スーパーで買い物をしているときに

気が付いたのですが、日本の調味料・食材である醤油や納豆、豆腐で使用されている大豆の原産地を見るとアメリカ、カナダ産の大豆を使用されていることがほとんどであることに驚きました。

大豆の食料自給率はなんと25%…

その他にもそばの食料自給率は24%…など

普段口にしている食材をよく見てみると日本産は少ないかもしれません。


それだけ多くの国に支えられている日本ですが

できれば自分の国で頑張っている方の食材や商品を購入したい!という気持ちもあります。

また、大規模災害などで海外からの輸入が止まってしまったら…

なんて考えたときには輸入に頼りすぎるのもちょっと怖いなと思うこともありました。

日本で作られたものを日本人が消費するという流れを

少しでも高めていけたらいいなと思っています。

国内でも食料自給率をあげるために地産地消を推奨していたり、農業体験を通して理解を高めるなどの対策をしているようです。


ちなみに、日本の食料自給率で高い値を示しているのは

米(99%)、野菜(75%)、魚介類(49%)です。

新鮮な野菜は日本産のものが一番おいしいですよね😊

食料自給率をあげるために個人的に気を付けていることは

できる限り国産の食材を買うようにしています。

よく使用する、豆腐や納豆、みそは国産を選んでいます。

もちろん家計を気にして外国産を選ぶ時もあります💦

普段、自宅で使用している味噌をご紹介します😊

こちらの味噌は実は永井マザーズホスピタルでも

使用していた味噌です★

ますやみそ 芳醇無添加あわせみそ 

豚肉に味噌と大葉を挟んであげても美味しいですし、

みそ汁に使用しても美味しいです💛💓

スーパーでお買い物の際はこの食材はどこから仕入れたものなのか?など気にしてチェックしてみてくださいね😊


IWASAKI