永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2025年2月4日の記事

持続血糖測定器:リブレ使用感の報告

皆さんこんにちは😊

去年の11月にリブレを装着し、

自分の驚くべき体質を発見しましたので

みなさんに報告をしたいと思います。

↓リブレ装着についての記事はこちらをご覧ください↓

https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2024&m=11


実は私は血糖値が上がりやすいタイプです。

知らぬ間に血管壁を傷つけている可能性があります。

食後に血糖値が急上昇し、ジェットコースターのように急降下し、

正常値に戻る血糖値の流れを血糖スパイクといいます。

この現象に常にさらされていると動脈硬化や心筋梗塞、

脳卒中のリスクをあげてしまいます。


実はこの体質に気が付いたのは

5年前に初めてリブレを装着したことがきっかけでした。

当時の私はびっくり!

体型は標準体重(BMI18.5~22.0)の間をさまよっていて、

周りからは「痩せているように見えるのになんで」

「血糖値の悩みとは無縁でしょ!」と言われていたので

まだ知識の浅い私は「どうしてだろう…」と落ち込みました。


血糖値の平均値を示す血液検査項目は「HbA1c」は

5.1~5.2%と正常値だったので気づかなかったのですが

日ごろの血糖値を確認することはとても大切なのだと気が付きました。


そんな体質を踏まえたうえでここ数年は

血糖値スパイクを引き起こさないように食生活に気を付けています。

(ちなみに2/3に採血した結果ではHbA1c:4.9%と正常でした。)


血糖値スパイクを引き起こさないように気を付けていること

①糖質、たんぱく質、脂質のバランスを良く摂取する

 糖質に偏りすぎた食事になると消化のタイミングで

 血糖値が急上昇してしまうため、たんぱく質、脂質を

 バランスよく摂取するように気を付けています。

 我が家の卵の消費量は多い方だと思います。

 肉は1人150g~200gを一食当たりとるようにしています。

 肉250g入りのハンバーグステーキもぺろりと食べます(笑)

②野菜をしっかり摂る

 温野菜が好きなのでキャベツや白菜、人参、ほうれん草など

 煮たり、ゆでたり、蒸したりして食べています。

③筋肉量を上げる

 血液中のブドウ糖をうまく筋肉に取り込めるように

 正常な筋肉量を目指しています。

 うまく取り込めるようになると血糖値が下がりやすくなります。

 たんぱく質を毎食摂取する、休みの日は必ず1万歩歩く、

 寝る前にストレッチと筋トレを実践しています。

この辺りに気を付けて過ごしていました。

血糖値スパイクを気を付けると食後の眠気やだるさ

疲れやすさなどもなくなります😊

また、10年以上前の私は月経不順など、女性疾患でも

悩みがありましたが、食生活や生活習慣を見直した今では

月経不順の悩みはなくなりました😊


自分の体質を理解して気を付けることで

身体の状態が良くなったのでリブレを装着して

本当に良かったと思っています!

妊娠糖尿病、糖尿病でなくても血糖値スパイク

危険性は潜んでいます。

痩せている、太っているは関係ありません(´;ω;`)

当院では生活習慣病予防のために栄養相談も実施しておりますので、

リブレに興味がある方は是非お声掛けください😊

みなさんで健康な体を手に入れましょう💓


IWASAKI