栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2024年5月23日の記事
貧血は酸欠になりやすい
こんにちは( *´艸`)
皆さんは貧血という言葉を聞くと
何を思い浮かべますか?
・立ちくらみ
・息切れする
・顔色が悪い などでしょうか
その他にも
・体がだるい
・疲れやすい
・動機があるなど様々あります
貧血で特に怖いのが酸欠です。
赤血球は体全体に酸素や栄養分を届けています。
その赤血球が少なくなると酸欠、栄養不足を
引き起こしてしまいます。
特に妊娠中は赤ちゃんに酸素や栄養素を
運ぶために貧血対策は絶対にしてほしいと
思っています。
偏った食事や便秘などがあると吸収障害などにより
貧血になりやすいといわれています。
そんな貧血予防・改善に役立つのは
動物性鉄分の「ヘム鉄」!!
動物性の鉄分を毎日摂取してもらうことにより
効率よく鉄を摂取できます(^^♪
このヘム鉄は吸収されやすいように
たんぱく質と結合しています。
反対に植物性の鉄分「非ヘム鉄」は吸収されるために
ビタミンCが必要になるため、
吸収率がヘム鉄より低くなります。
例えば、ほうれん草をたくさん食べるよりも
肉・魚を食べる方が効率よく摂取できます!
体調がすぐれない場合は植物性の鉄分を
摂取するほうが良い場合もあります。
肉であれば赤い肉!
たまにはステーキを食べてみたり
レバーやハツを食べてみたり。
(ビタミンAの摂取制限の兼ね合いもあり
レバーは週に1度まで)
魚であればカツオ、ブリ、さわら、マグロなど
赤身の魚を摂取してみてください(*^^*)
(水銀蓄積量の兼ね合いもあり
マグロは週に1度まで)
月経中、妊活中、妊娠中、
ダイエット中の方など女性は鉄が不足しやすいため
是非、普段の食事から鉄を摂取してみてくださいね★
SUKEHARA