栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2024年6月13日の記事
産科栄養士、カンボジアのインターンシップに弾丸参加【現地病院の食事編】
産科栄養士HARUYAMAが弾丸カンボジアインターンシップに参加したの続きです。
▼参加した現地の病院について書いてある記事
https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2024&m=6&d=12
■厨房見学&調理サポート編
笑顔がとってもキュートな愛嬌のあるクメール人スタッフが、少数精鋭で協力しながら厨房を運営してました。
日本人スタッフのサポートがありつつも、基本現場では調理師達が食札管理や配膳チェックを看護師と行っており、栄養士が不在なのにすばらしい・・・と感心しまくりのHARUYAMA。
▼ 現地厨房で学んだ事
🍳社食は日本食とクメール食(現地の伝統料理)を2種類作成
(添付写真6.7枚目)
リーダーの調理師は数年前に日本の系列病院で日本食の研修を受けてたとの事で味付けがとっても上手。
🍳キッチンはドライタイプ
精米機、4~5台のガス台と日本と何の変化もないなかったです。毎日の清掃をしている為、清潔感がありました。
🍳日本の環境が当たり前ではない
スチコン(焼いたり蒸したりする機械)は若干故障しており、
温度が上がったり下がったりゆらゆら・・・
(『温度安定しなくて大変だけど何とか頑張っているよ!』と明るく私に話してくれる現地調理師。)
日本の機械を入れている為、修理がすぐ出来ないのが悩みと教えてくれました。
毎日使用しているとやはり不具合が出てくる厨房機器ですが、
その都度メンテナンスをしてくれる今の環境に感謝の気持ちが現れました。
当院の人気メニュー、ちゃんちゃん焼きやロシアンローストポークを試作させて頂きましたが、ない食材は現地の違う食材に変更するなど、スタッフの知識をお借りして楽しい試作が出来ました◎
ちなみにクメール食はタイ料理とベトナム料理の間にような食事で、メコン川やトンレサップ湖など水資源があるので魚介類をよく使います。日本人はきっと好きだと思います!
▼カンボジアの【食】を知ろう
在日本国カンボジア王国観光省(政府観光局)
HARUYAMA