栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2025年1月1日の記事
あけましておめでとうございます🎍🌞
新年、あけましておめでとうございます🎍
清々しい朝を迎え2025年がいよいよスタートしました。
初日の出も病院から見えました。
昨年は永井マザーズホスピタルにご来院頂き、
ありがとうございました。
また、病院で提供しているお食事は
栄養科スタッフと取引先の業者の方々が
一丸となって成り立っていることを
改めて気づかされた一年となりました。
今年も皆様に美味しい食事が提供できるように
努めてまいりたいと思います。
外来では一人でも多くの患者様が
安全なお産になるように栄養相談等で
サポートさせていただきたいと思います。
さて、元旦の永井マザーズホスピタルの
お食事は恒例の「お節料理」です。
板前SAKURAIがひとつひとつ丁寧に
作りあげました。
なんとSAKURAIはおせち料理を作り始めて
40年になるそうです。
日本料理は繊細で、芸術のような作品だなぁと
毎年この時期は特に思います。
そもそもなぜお節料理を食べるのか?
元日に年神様をお迎えし、
1年の豊作と家族の安全を祈願するためと
考えられていたみたいですね。
お節料理にはそれぞれ意味があります。
数の子 子孫繁栄
黒豆 健康
田作り 五穀豊穣
ごぼう 家族・稼業の繁栄
昆布巻き 喜ぶ
栗きんとん 金運
伊達巻 学業成就
かまぼこ めでたい
鯛 めでたい
ぶり 出世
えび 長寿
れんこん 将来の見通しが良い
などなど…
その他にもたくさんありますが
ひとつひとつに意味があるのが
とても日本らしいなと思います。
余談ですが…
私が幼いころの話ですが
祖父とおせち料理を囲む機会があると
一つ一つのおせち料理の意味を話してくれました。
祖父によると「満遍なく料理を楽しむのがコツ。
そうすると今年も一年幸せに暮らせるんだよ」と
話してくれたことを思い出します。
当時は好きなものだけ食べさせてほしい!と
思っていましたが、大人になると意味が分かります。
お節料理を食べる機会があったら
是非、意味を考えながら召し上がってみてください★
今年も永井マザーズホスピタルをよろしくお願いいたします。
IWASAKI