永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

第4回母子栄養懇話会学術集会のご報告②

今年は高崎の産科婦人科館出張 佐藤病院院長の佐藤雄一先生が

会長を務められました。

テーマは

『低出生体重児を防ぐための栄養管理と連携を考える』

著名な先生方が内容の濃いご講演をたくさんくださり、

あっという間の一日でした。

低出生体重児は、2500g以下で産まれた赤ちゃんを指します。

昔は「小さく産んで大きく育てる」

と言われたものですが、

それこそがその子の将来の疾病を増やすもとだと言いうことが

分かってきています。

後方的視点から見ると

 妊娠前に痩せすぎ

 体重増加量が十分でない

 妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群がある

 高齢出産

等が影響しています。

低栄養がかなり関わっており、これが問題なわけで

栄養状態をよくして、妊娠することが重要。

妊娠中も もちろん産後も栄養をきちんととる必要があります。

matsumoto