永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

みんなのパン♪②

昨日の投稿に続き、今日は勉強会で学んだことを書こうと思います!

テーマは

『糖尿病の網膜症と足病変』

糖尿病は様々な合併症がおこるとても怖い病気です。

今回は代表的な合併症である、糖尿病性網膜症、足病変とケアについて学びました。

網膜症について

網膜とは、眼の奥にある薄い膜のことです。

ここにはとても細い血管が無数に走っています。

高血糖状態が続くとこういった細い血管が一番影響を受けやすく、

血管がもろくなったり、血栓で詰まったりします。

また詰まった部分を補うために新しい血管(新生血管)ができますが、

この新生血管は、非常にもろく、ちょっとしたことで出血を起こす原因となります。

これらのことが進行していくと、失明に繋がってくるのです。

足病変とフットケアについて

足にも細い血管がたくさん存在しています。ここでも高血糖により血流が悪くなり、神経障害が進みます。

足の感覚がにぶり、痛みや痒みを感じにくくなり、傷に気付くのが遅れることも多くなります。

また、高血糖が続くと身体の抵抗力が低下するために、水虫などの感染症にかかりやすく、傷の治りも遅くなります。

このような状態を放置していると、潰瘍ができたり、足の形が変形したり、まき爪なったりと、様々な足病変が起こります。 悪化すると壊疽が起こり、足を切断することにもなってしまうのです。

フットケアについては、これらを予防するために、

よく足を観察すること、靴下を履きケガを予防すること、爪の切り方などを教えていただきました。

妊娠糖尿病だから大丈夫ということはありません。

もちろん、糖尿病でない方も油断はできません。

産後、一度は血糖コントロールがよくなっても、糖質に偏ったお食事を続けていると

40代、50代で糖尿病を発症してしまいます。

講師の先生も、妊娠糖尿病の方はもちろん、健常者でも普段受けている健康診断と同じように

定期的に眼科を受診を勧めていました。

発症してからは手遅れです。

ご自身、そしてご家族の健康のために。

IIDA