栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
栄養士が考える、【歯】について。
いつも食べ物関連ですが、
今日のテーマは【歯】。
≪血糖値≫と≪歯周病≫の関係。
血糖値をコントロールするとき、
一般的に食事&運動に重きを置きますが、
意外と大事なのが【口腔環境】。
歯周病の放置は、
血糖コントロールに影響すると言われています。
①歯周ポケットから歯周病菌が入り込む
(歯と歯茎の間にできたもの)
↓
②カラダの免疫機能によって
歯周病菌の細胞は死滅するが、
細胞壁の内毒素は残る
↓
③内毒素が増えることにより、
脂肪組織などから
インスリンの効きを邪魔する物質が増える
↓
④インスリン抵抗性が上がる
↓
⑤血糖値が下がりづらくなる
普段からの歯磨きはもちろんですが、
出先などで歯磨きがすぐに磨けなかった場合は、
☑ 水をこまめに飲む。
☑ 水でゆすぐ
☑ キシリトールなどのガムを噛む
(飴などはNG)
などがおすすめです^^
HARUYAMA