栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2025年3月3日の記事
心と身体の声を聞いていますか?~自分の体質との向き合い方~
みなさんこんにちは😊
本日は薬膳から見た心と身体のつながりについてお話しします♪
皆さんは自分の心と身体の声を聞いていますか?
心と身体の声を聞き、試行錯誤した結果、長年苦しんでいた
月経前症候群(PMS)が改善できたので皆様にもお伝えしたいです😊
最後に書いてあるのでどうぞ見ていってください★
まず薬膳は中医学と深く結びつきがあります。
中医学には「身体全体のバランスを整えいて、病気を治す」
「見えない病気の芽を治す」という西洋医学にはない大きな特徴があります。
身体の健康維持や不調改善は日ごろの食事から気を付けることで
元気な体を手に入れることが可能です。
中医学では「気(き)」「血(けつ)」「津液(しんえき)」の三つを
私たちの体を構成する大切な成分として考えられていてこのバランスがとても大切です。
例えば…
血が不足→全身に酸素や栄養を運ぶ働きが弱くなる
→顔色が悪くなる、目のかすみ、不眠、不安感が増加
血の流れが滞る→肩こり、月経不順を引き起こす
津液のバランスが崩れる→むくみやすい、頻尿、下痢、便秘、乾燥しやすい
※津液は血液以外の水分
など身体に症状が出ることもあります。
みなさんは心当たりのある症状、気づきはありますか?
心の声、身体の声を聞いてみてください😊
実は私は20代前半から後半にかけて月経前症候群(PMS)にかなり悩まされていました。
今もやや残っていることもあるのですが、
食事内容と生活習慣を改善したことによりPMSは8割ほど改善しました✨
PMSがひどかったころは自分の心の声と身体の声を聞けていませんでした。
そんなことよりも薬がどうにかしてくれるからいいや!と思っていました。
けれども、薬を使っていても良くならない…なんでだろうと悩む毎日。
そんなとき、一度立ち止まってみました。
もしかして私、心も体もつらいのでは?
心の声、身体の声を無視していた…と気づきました。
体質だから仕方ない…忙しいから仕方ない…と思っていましたが
体質に合った食事、忙しいなら忙しいなりに
自分に向き合うことをしなかったのが原因でした。
その日から、心と身体に向き合うことにしました。
・今日は頭痛があるから早く寝よう!
・生理前だからより身体を温めてあげよう!
・今日は寒いから手首、足首を温めよう!
・身体が冷えるから体を温める食事をとろう!
・今日は体がほてっているから冷ましてくれるごはんをとろう!
・今日はなんだかイライラするからとにかく考えずに休もう!
・自分に厳しくしすぎていないかな?
・たんぱく質はとれているかな?
・野菜・きのこはとれているかな?と
自分に問いかけをして調整しています。
今ではすっかり薬なしでコントロールができるようになりました。
なんだ、食事や生活習慣がいけなかったんだ!と
私の中では腑に落ちて、栄養士ながら食事の大切さに気付けたのは
この時だったのかもしれません。
だからこそ、皆さんには身体がより良くなる食事を伝えたい!♡と
心から思っております。
さて、話過ぎましたが、飽きずにここまで見てくださってありがとうございます😊
心と身体に向き合う時間を少しでも作ってみてください!
そこから自分に合った食事を探していきましょう。
添付している写真は私が趣味で撮影した四季折々の植物です。
植物は自分に向き合うことの大切さを教えてくれる気がしているのでとても好きです🍃そんな力を借りてみてください。
今日も素敵な1日をお過ごしできますように★
IWASAKI