永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2020年4月25日の記事

昆虫食 いかがでしょうか?

世界的な食糧危機が近いかもしれない。

そんな食糧問題の解決策のひとつ。

   

わたしも子どものころ

イナゴの佃煮が大好物でした(*´з`)

今目の前にあって食べるか わかりません(*´ω`*)

昨年昆虫入りのパンをいただきましたが、美味でした☆

高栄養なのは もちろんのこと

マイクロバイオータの改善にもいいと報告があるそうで

まさに「機能性食品

ヒトの栄養にたんぱく質は基本ですが

動物性たんぱく質のコストは

飼育に必要な穀物量から考えると

牛肉1kgに10~20kg

豚肉1kgに5~10kg

鶏肉1kgに5kg前後

コオロギ1kgに2kg前後 だそうです。

植物性たんぱく質である大豆 だけに頼ることなく

藻類細菌 にも注目が集まっているそうです。

増えすぎたヒトに対して

カブトムシ・チョウ・ガ の幼虫

ハチ アリ キリギリス バッタ

イナゴ コオロギ サソリ タガメ

カブトムシ コガネムシ タランチュラ

17年セミ……

わたしたちのいつかの日常的な食料となってくれるのでしょうか。

それには意識改革が必要 とありましたが、

だれかの命の上になりたって

生かされていることをしみじみと感じ

共有させていただきました。

参考文献:医と食 第12巻2号 p90-91

matsumoto