産科/麻酔科[ご出産体験記]
永井マザーズホスピタルで出産されたお母さんから、喜びのお声をいただきました。
- お名前
- まさこ/あやね
- ご出産時期
- 2021年2月20日
- ご出産方法
- 無痛分娩
- ご出産経験回数
- 2回目
私は二人の子どもを永井マザーズホスピタルで出産していますが、二人目の出産はコロナ禍で一人目の時とは全く異なる体験となりました。
通院や立会い分娩や面会もできず、心細い気持ちで出産に臨みました。一人目の時は入院中の食事を食堂で他のママ達と摂ることができて、先輩ママの話をきいたり出産日の近い同士で初めてのママ友ができたりと、楽しい出産体験となりました。
それに比べると病院に入院してからは心細さというのが常にありました。でも、病院のそういった万全な体制があったおかげで無事に出産することができたと思うと今は感謝しています。
私は妊娠後期に、妊娠高血圧症になってしまったため、予定日を繰り上げて入院しました。入院した翌日からは二日間陣痛室に通い、陣痛促進剤を投与してお産に挑みましたが、なかなか赤ちゃんは降りてきてくれませんでした。血圧は上がるし、子宮口は開かないし・・・と思っていた矢先入院から4日目の午後にやっと子宮口が開き出したのでやっと陣痛室とおさらばして、分娩室に移動することができました。陣痛室での2日間はサラリーマンが出勤するかのように9時に陣痛室に入り5時ごろには自室に戻る生活をしていましたので、お産が進み分娩室に移動できた時はとても安心しました。
分娩室に移るまでの間に、たくさんの助産師さんや看護師さんが私の身の回りのお世話をしてくださいました。みなさん話しかけて気持ちを和らげてくださり、お腹の赤ちゃんに出ておいで~と声をかけて下さったりと不安と心細さでいっぱいの私を励ましてくれました。入院から4日目の夕方にやっと我が子と対面することができた時はとにかく安堵と取り上げてくれてありがとうございますという感謝の気持ちと同時に無事に生まれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいになりました。
産後はアロマテラピーのマッサージを受けたり、ナースステーションで赤ちゃんを見てもらっている間にゆったりと美味しい食事やハーブティーを味わったりと、誰も面会に来れない入院生活でしたが、生まれてきた赤ちゃんと二人きりで過ごせる充実した時間になりました。
また、退院するときに返却してもらう母子手帳に、赤ちゃんを取り上げてくださった助産師さんから無事に生まれてよかったですねという優しいメッセージが書かれていました。あまり吐露することのなかった入院中の不安な気持ちを汲み取ってくださっていたんだと思うとその思いやりに感謝しかありません。
ちなみに退院後は授乳指導を受けるためにABC外来に通ったり、管理栄養士さんの予約を取って産後の食事について指導をいただいたりと今もお世話になっています。
最後に、今回のお産はいろんな意味で忘れられないお産になりましたが、コロナ禍においても永井マザーズホスピタルを選んで本当に良かったと思いました。ありがとうございました。